君想い【完】



曇っていた空は、晴れ星が散らばっている。


昼より吐く息の白さが増す。

寒くて手の擦ってしまう。


「大丈夫?」

「また心配してくれるんだね。純くんは?」

「ん?ゆかりちゃんが笑顔に戻ってくれたならそれでいいよ。」

「人のことばっかりね。」

「ゆかりちゃんの笑顔は安心するんだ。」


ゆかりちゃんはまた笑ってくれた。


僕の隣りでさりちゃん以外の女の子が笑ってる。


なんて新鮮なんだろう。