君想い【完】



純へ

男に手紙を書くのは初めてだ。

ちょっと気持ち悪いな。

さりなへの手紙を読んだと思うから状況は分かってくれてるよな。


小さい頃から大好きだったさりなを目の前で俺に奪われて悔しかった?

悔しかったよな。

さりなの事でお前とよくケンカしたよな。


さりちゃんの事全然分かってないじゃん!

ってよく言われたよな。

ホントにその通りだったと思う。


純以上にさりなの事を理解してる奴なんていないよ。

さりなもそれは分かってると思うんだ。


俺がいなくなってこの先さりなを守っていけるのは純しかいないよ。

俺がいたとしても、お前が一番にさりなを守っていたと思うしな。


俺が生きていて、さりなと結婚するってなったらお前は絶対反対したな。

祥吾じゃ無理だよ!とか言われていたんだろうな。


付き合っていた俺でも手に負えないときがあった。
でもそれをフォローしていてくれたのはいつも純だった。

ありがとう。

さりながお前を一番に信頼する気持ちがよく分かる。

冷静な判断で常に周りを見ているお前は俺でもすごく信頼していた。


だから信頼しているお前にだから言う。