「それまで僕はさりちゃんを守るよ。祥吾が大事にした以上にさりちゃんを大事にする。君が愛した以上に僕はさりちゃんを愛し抜くよ。今ここで誓ってみせる。さりちゃんを想う気持ちは祥吾が目を覚ました時でも負けないよ。」
震えた肩をもっと強く抱き寄せた。
「ゆかとは話をつけたんだ。ゆかを想う事も忘れない。
ゆかの幼なじみの祥吾ならゆかを傷つけることも許さないだろうからね。
ゆかは理解してくれたよ。さすが君の幼なじみだ。
祥吾の手紙通り、僕がさりちゃんを守っていくよ。
あの手紙嬉しかった。ちょっとバカだな、って思ったけど祥吾らしい手紙だったよ。」
「純、手紙読んでよ。」
ゆかに笑いかけ、僕は鞄から祥吾の手紙を取り出した。
2枚に渡る、祥吾の僕への想い。
さりちゃんへの想い。
そして、
祥吾の願いの詰まった手紙。
まだ1度しか目に通していないが、
この先何度も読むことになるんだろう。


