「駄目。何も答えてくれない。すげえ冷ややかな目で見られて終わった。」
「麗はそういう奴だと思う。」
「でもあっこ先輩の話で中澤が東龍の事を調べてたんだろう?それは何で?」
「分からない。でもそれも麗が動かしてる可能性があるだろう。」
考えだしたらきりがない。
ゆかがまたノートに細かく話の内容を書き出した。
「またさりなちゃんを追ってみようよ!」
「少し明確になっているから何か分かるかもしれないね。」
トシと香代は頷いていた。
家に帰って、ノートを眺めながら無心になっていた。
「これ、なんか抜けてないか?」
もう一度書き直して、何度も何度も見直した。
「なんだろう。一番大事な部分が抜けてる気がする。」


