「今週は発注する時間がうまく取れなかったんでしょうがないんです。でもね、ちょっといいことがあったんですよ」
「いいこと?」
「コンビニでめちゃくちゃカッコ良くて素敵な男の人に会ったんです!」
「へぇーそれで!? ちゃんとモノにしたんですか?」
……最後の肉食な発言は園枝さんではない。
いつの間にやってきたのか、ニヤリと口角を上げながら目を細めて私を見る、もう一人のパートさんの真琴(マコト)ちゃんだ。
「会話なんてするほどじゃないもん。そんなこと出来るわけないでしょー」
「もう! 千鶴さんは奥手なんだから~。いいと思ったらすぐ連絡先聞かないと! そしたら食事にでもホテルにでも誘えるじゃないですかぁ」
「……そんなことするのは真琴ちゃんだけだから」
冷ややかな私の目線なんてまったく気にしない彼女は、「あたしだったら、いいと思ったらすぐチューしちゃうけどなー」なんて問題発言をかましている。
そして「真琴ちゃんはアメリカンねぇ。あっはっは」と笑う園枝さん。
純日本人の私は苦笑いするしかない。
「いいこと?」
「コンビニでめちゃくちゃカッコ良くて素敵な男の人に会ったんです!」
「へぇーそれで!? ちゃんとモノにしたんですか?」
……最後の肉食な発言は園枝さんではない。
いつの間にやってきたのか、ニヤリと口角を上げながら目を細めて私を見る、もう一人のパートさんの真琴(マコト)ちゃんだ。
「会話なんてするほどじゃないもん。そんなこと出来るわけないでしょー」
「もう! 千鶴さんは奥手なんだから~。いいと思ったらすぐ連絡先聞かないと! そしたら食事にでもホテルにでも誘えるじゃないですかぁ」
「……そんなことするのは真琴ちゃんだけだから」
冷ややかな私の目線なんてまったく気にしない彼女は、「あたしだったら、いいと思ったらすぐチューしちゃうけどなー」なんて問題発言をかましている。
そして「真琴ちゃんはアメリカンねぇ。あっはっは」と笑う園枝さん。
純日本人の私は苦笑いするしかない。



