ただ、イサヤの寂しそうな顔をこれ以上見たくなかったから、話題を変えてみた。 「そういうイサヤは大丈夫なの?」 「おぉ、おかげさまで 今の所特にどこも異常なし。 ただ、血液が大分なくなったみたいだから、 しばらく家で療養しろって言われた」 「そっか。じゃあイサヤは この後誰かに迎えに来てもらって おうちに帰るの?」 「まぁな。お前はどうすんだ?」