その後はその部屋で、エイリさんから今までのあたしがどんな風だったかを教えてもらったり、イサヤのことについてもいろいろ話をした。 イサヤの体のことを二人で案じてはみたものの、結局二人そろって出した答えは 『イサヤの事は ミカエル様にお任せすれば大丈夫』 と言うものだった。 そうやってちょっと体から力が抜けてほっとしたときだった、 ”コンコン” とまた静かにドアがノックされた。