俺は何もできなかった。 俺のせいで瑞希は……。 命はとりとめた。だけどもう、前みたいには……泳げない足になってしまってた。 リバビリをすればなんとかまた泳げる、 けど、速くは泳げない…。 瑞希は 「太陽〜!俺はなーお前を守れて良かったよ。お前は水泳界には必要な存在だ!そいつが目の前にいて助けねぇやつはまず、居ねぇよ!リハビリがんばって絶対また泳ぐから!」 といつまでも優しかった。 1番辛いのは瑞希なのに……。