それでも……いい。 私は昔の陽ちゃんは全く分からない。 夢の中での会話しか分からない。 だけど、心の中でいつも思ってた。 陽ちゃんがあの子だったらいいのにな って。 私は自分でも気づかないうちに いつも明るく、ほんとは、もっと前から私の身体に何かあるって 気付いてたと思う。 なのに、何も聞かずに側に居て 助けてくれた。