それで橘くんって人を知ったのは、1年の折り返し地点を過ぎた頃。 くじ引きでの席替えの結果、橘くんの隣の席になったの。 「橘くん、よろしくね!」 「……おん。」 うーん、橘くんはなーんでこんな冷たいだろ。 あたしの事、嫌いなのかな? そんな事を考えながら、あたしは机を並べたの。 そして昼休み。 あたしは、あっという間に自分の席にいられなくなったの。