翔太楼くんの地元だから、翔太楼くんは知っているかもしれない。 でも、私には、翔太楼くんと会えなくなってから出来た 素敵な特別な場所があった。 すぐ近くだし、翔太楼くんを連れて行こう…。 「翔太楼くん。ちょっと行きたいとこがあるんやけど…一緒に行かへん?」 「うん、じゃあ行こう。」 私たちは道路に戻って歩き始めた