また会えなくなるかもしれないんだから…


全力で…楽しまなきゃ。


ドキドキなんてしてる場合じゃない



翔太楼くんは携帯持ってないし、

連絡ももう出来ないんだから…



頭を切り替える



翔太楼くんが私の方を向き続けてくれているので、見つめあったまま色んな話をし始めた



話が終わる様子がなくて、お互いに喋りたいことが止まらない




寝る人が増えていくたび、声も小さくなっていく。




あまりにも聞こえづらいときは耳を近付けたりして、話をやめることはなく




クスクス笑いながら同じ布団で何時間も話してると、私たち以外、みんないつの間にか寝てしまっていた。