さて、もう帰れるのかしら?


「透。私もう帰っても良い?」


透「あ?あぁ…。本当は入院してほしいんだが、しないだろう?」


「当たり前よ。出来ることなら、絶対来たくないわ」


浩「それじゃあ、俺は準備してくるよ」


誠「俺も行く。じゃあ、亜美ちゃん達も帰る準備して下に降りといて!」


亜「はい…」


蒼「わかりました…」


ハァ。辛気臭いわね。


「貴方達が気にする事じゃないのよ。これは、私が決めた事なんだから」


夏「確かになぁ。まぁ、溜め込むなよ。俺らに何時でも頼ってこい」


「フフッ。えぇ」


さてと。


「じゃあ、柚木の所に行ってから帰りましょうか」


蒼「あっ…うん」