蒼「うん。流石、桜ちゃんだね」


亜「じゃあ、話ってなぁに?」


蒼「桜ちゃんは気づいているんじゃないの?唯斗の彼女が、谷山夏帆だって事を」


浩「なっ…何だよそれ!」


透「記憶が無いにしても、それは…」


「少し黙りなさい。……えぇ。気づいてたわ。でもそれは私だけじゃないはずよ?」


亜「あ、分かってた?」


夏「俺も、気づいてたぞ!誠さんも気づいてるだろ。」


ほらね?


浩「何でお前らは気づいてんだよ!」


「唯斗に会ったからよ。あの人が着けてた指輪を見れば一目瞭然」


誠「まぁ、あの指輪はあの家のだからな」


透「うおっ!…誠?!何時から居たんだよお前は!」