……ん。
頭にある、温かい感触で目が覚める。
「……………だれぇ……」
ゆっくりと目を開けると…。
「……あ、れ……?」
ベッドに腰かけた龍翔がいた。
そして、あたしはそのベッドに寝ていた。
……?
ベッド…?
確かソファーで抱きしめてもらってそれから…。
それから…?
ゆっくりと体を起こし自分の服装を見ると、少ししわになっちゃってる制服をちゃんと身に着けていた。
……?
記憶がないことに疑問を覚えていると…。
「やっと起きたか」
龍翔からそう言われた。
「……あたし、何でここで寝てたの?」
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