……はぁ。 ため息を吐く。 あたし…男に生まれてきたかったな。 そうすれば、父からも見放されずにあたしには____愛があったはずなのに。 男のあたしだったら…次期後継者として誰からでも愛されたかもしれないのに。 でも、いいや。 今更言っても仕方がない。 あたしには女として生きる道しかない。 あたしはそのまま教室に戻る気はせずに、校内をぶらぶらと歩きまわった。 女は、嫌いだ。 女である自分はもっと、大嫌いだ。 女に生まれたあたしの運命なんて、残酷だ。