さっきのためらいが嘘のように消え、莉々香の頬に手を添えた。 そして_______寝ている莉々香に、口づけた。 「誰が他の野郎なんかに渡すか」 麗しき眠り姫は、まだ起きない。 何度口づけても、まだ起きない____________。