まず目についたものはあたしを思いっきり睨んでいる遼様。 そしてあたしに気づいて視線を向けてくる諷都くん。 この二人のほかにはチビもいた。 龍翔はあたしのことなんて気にせずにずんずん先に進むが、あたしはただ立ち止まるしかできない。