~D*A doll~






いらっしゃいませぇー。





と、いつもの間延びした声を聞きまた少し落ち着くことができた。






このままここにいればどうにかなりそうだな、と思いウロウロしながらも大きく呼吸をする。





お昼は食べていないので、お昼の代わりのお菓子と晩御飯を軽く買おうと商品に目を向けるものの、なんだか集中できない。






「最悪」







どうしよう、本当。





………あぁ、男でも呼ぼう。






そっか、男と遊べば気も紛らわせるなってひらめいてすぐに携帯からアドレス張を開く。






たんまりとある名前の中から、なんとか思い出せる名前を集めたリストを見た。







とにかくイラつかない男、と名前からできる限りの記憶をかき集める。






前の学校の男は即却下。






ナンパ男たちも……却下。








待って。






今思ったけど、ヤンキーとは言わなくてもチャラやつとしかあたしヤってなくない?






………うそでしょ。





今更のことにちょっと自分でも引いてしまった。







待って、待って。






あたしの癇に障らない頭の弱くない男っていたっけ?