そしてあたしは簡単に総長室まで連れ去られてしまった。 「もう逃げんなよ?」 そう言って龍翔はあたしの肩を離した。 ……最悪。 この行き場のない怒りを静めようと、龍翔を睨むが…逆に睨まれてしまう。 整いすぎた顔は迫力がありすぎて怖い。 「………充電器、貸して?」 どうすればいいか分からず、ベッドに腰掛け携帯を開きながら問いかける。 目なんて合わせられない。 「んなもん後で良いだろ。」 「充電切れちゃって無いの。」 そして舌打ちの声が聞こえたと思うと……。