咲哉君にも勝っちゃってるんじゃない?
今までで見た男の中で断トツだ。
じーっと、その人を見ていると…。
……ッ!!
金髪の男が振り返り、目が、合った…。
まさか目があうなんて思ってなかったからうろたえる。
そしてあたしは咄嗟に咲哉君の後ろにまた隠れた。
心臓が、あり得ないほど鳴っている。
あたし……今までこんな男達なんて見たことがない。
イケメンだし、イケメンだし、イケメンすぎるけど…、オーラを感じる。
「……おい。そこの女……。お前、誰だよ?」
あたしのことを言われて、ビクッとする。
え、えっと…。
どうすればいいんだろう?
咲哉君はあたしの事をとことん隠し通したいのか、じりじりと後ろにさっがって来るので、あたしもそれに合わせて下がる。
「……えーっと?龍翔(りゅうと)……こいつはだな……その…何でもねーんだよ?な、晃?」
「……は?咲哉、何言ってんの?咲哉、どーせなら聖龍に紹介してやれよ?莉々ちゃんって可愛いし?」
「は?ちょ、晃…!それはマズイって!!空気読めよ!」


