あたしは観念して、諷都君とメガネの前に姿を現す。 そして諷都君は……。 意外な言葉を、口にした。 「……もう、体調は大丈夫なの?」 ………え? 予想外のあたしを心配する言葉。 何、言って……? 「薬嗅がされたなら当分は眠たいし、ボーっとするでしょう?」 ……は? そして諷都君は……あたしに向かって微笑んだ。 何を、考えてるの? あれだけあたしを非難してたくせに…? あれだけあたしに冷たい視線を向けてたくせに…? 何で今更…。