そして結局ここに泊まることになってしまい。
着替えは龍翔が用意してくれるらしいけど…。
……はぁ。
本当憂鬱。
あたしは総長室にずっと籠っている。
ここから外に出れば諷都もいるし、チビもいるし…。
……はぁ。
何回目か分からないため息を吐いたところで。
携帯がまた鳴った。
携帯はあたしがここを飛び出したとき、忘れてたからさっき返してもらった。
今日は男からの着信とメールが途絶えない。
いちよう全員に一斉送信で「姫になんてなってないから大丈夫」と送ったけど…。
みなさん、あたしが聖龍の姫になったことで遊べなくなたっと勘違いをしているらしい。
それほど聖龍の知名度はすさまじく、みなが恐れ、また憧れているのだ。
……あたしは知らなかったけど。


