ここで俺の理性なんてものはなくなった。
全て____どうでも良い。
今、莉々香を手に入れられるなら。
自分が教師であることも、莉々香には龍翔がいることだって……。
______俺が莉々香に言わせた言葉も、罪悪感も。
もう全て忘れてしまって。
そんな始めて感じる強い独占欲なのか…訳も分からない感情が俺を支配する。
そして莉々香の唇においていた手をそっと莉々香の頬に添え…、
………激しく口づける。
莉々香…。
キミはなんて罪な女なんだろう。
俺にあれだけ綺麗に微笑むのに、どこか儚くて…。
その微笑みも全部ニセモノで。
それでも俺を惑わす。
莉々香…。


