さっき、莉々香には龍翔がいるって思ったばかりだろ、自分。
あれだけ莉々香に対する思いを実感しただろ?
自分に必死に言い聞かせる。
でも…心とは裏腹に莉々香の口から指を抜くことはできない。
逆にもっと奥深くに指で触れたい、という気がしてくる。
温かい口内。
ベッドの上に2人きりという状況。
しかもイヤでも目に付く莉々香の素肌。
そして莉々香の扇情的な色気と甘い香り。
全てが俺を惑わす。
莉々香をこのまま自分だけのものにしたくなる。
このまま莉々香に触れて、そして監禁でもしてずっと俺のもとに置いておこうか…。
普通では考えないようなことでも今なら本気でしてしまうような気がした。
……莉々香……。
……あぁ。
俺……ダメだわ。


