「黙っていたことは謝る。ごめん。 でも、2人には言える状態じゃなかった。」 わたしと千樫は黙った。 確かにそうだった。 それを受け止める余裕はどこにもなかったのかもしれない。 「 留学するまえに、1年間帰ってこれなくなる前にひとつだけ3人でやりたいことがあって、それをおねがいしようと思って今日話すことにしたんだ。 できれば、伊澄の誕生日の前がベストだと思う。」