夏休みに浮かれるクラスのなかで、 きっとわたしだけクラスで憂鬱だった。 授業中、結伊のほうを向くと結伊も同じようにわたしのほうを見ていた。 きまりが悪くてあわてて目をそらすと ルーズリーフの切れ端の手紙を渡された。 今日、みんなで俺のうちにおいでよ。 結伊のほうを向いて首をうんうんと縦に振ると 結伊は笑ってまたあとで、と口パクで合図した。 わたしは結伊がすきだった。