3つかぞえて、君と青



「いいなあ、お前たち2人は同じ大学で。」



千樫は大袈裟に嘆息しながら言った。



「そこの大学選んだのは千樫でしょうが。」


コーヒーを2杯ぶんつくって机まで持っていく。


わたしの愛用のマグカップがあるように、千樫の愛用のマグカップがわたしのうちにはある。


「入学する前はお前と付き合うまえだったからだよ。」


ふーん。


ふうっと湯気をふきはらって、一口飲む。


「まあ、譲がお前の近くにいてくれるからそれでいいんだけどさ。」




「でも譲だっていつまでもわたしの近くにいるわけにはいかないね。」



千樫は苦い顔をしてこっちを向く。


「急に寂しいこと言うなよ。どうしたんだよ。」


わたしは何故か最近千樫の目を見て話すことをさけていて、それを後ろめたかった。


「いや、実際問題そうなんだろうなあって思っただけよ。」