幼なじみと秘密の時間

和弥がゆっくり振り返る…。


「おはよ」


「おはよ」


昨日のことを悪いと思ってるのか?少し
ぎこちない和弥。
ゆっくりと立ち上がって、私の前に来た。


「昨日はゴメン。…なんつーか…怒ってる?」



珍しく潮らしい和弥に、戸惑いながらも
謝られるとは思ってなかったから、
文句も言えなかった。



「うん。びっくりしたけど、怒ってはないよ。
何で?ってかんじだけど。
まぁしょーがないから、なかったことに
してあげる!!」


私の言葉にニヤっとした和弥は


「よし!良かったー。
またしたくなったらヨロシク!!」



とか言い出した…。



『え?なにそれ…怒ってないってわかった
途端、開き直りかい!!』



私は愕然とした…。




「ちょっと、和弥!
またしていいとは言ってない!!!」



走って逃げる和弥を必死に追いかけ
背中を叩きまくった。
こっちを向いた和弥は、全く反省なんか
してなさそうだった。



やられた………。




私は、和弥のペースに振り回されていた。