明日は、雑誌milkの発売日!
前日な今日、編集部からmilkが送られてきた。



「キャーーー来た来た!」



急いで2階に上がって、部屋に入る。



茶封筒を開けて、雑誌を見ると目を見開いた!




「えーーーーーー??表紙???」



「何、騒いでるんだよ」



丁度、窓から入ってこようとした和弥が
私を見て、呆れた顔をしている。



「だってだって、見てーーー?

表紙なんて、聞いてなーーーい!!」



「へぇー。やっぱエロカメラマンは腕は

いいんだな」



和弥は私の部屋に移動してくると、雑誌を
奪って、そんなことを言っている。



「ねぇねぇねぇねぇ!何でそんなに冷静なの?

びっくりしないの?」



「そんなんこの話聞いた時に、いずれは

こーなるって予想してたけど?」



「えーーーーーーーー?!」



「だから、うるせーって」



私の声が、部屋中いや家中に響き渡った。