保健室に着くと、先生はいなかった。
和弥はベッドの上に私を下ろし、
湿布を探す…。
「和弥…」
「ん?」
「ありがとう」
「うん」
私は、和弥の顔を見ることが出来なくて
湿布と包帯をしてくれる手を
見つめていた。
「お前、バスケ得意なのに
何で捻るんだよ。」
「………」
「なんかあったのか?」
「ちょっとね」
私がそう言うと、和弥はイラっとした表情を
して、私の顎を上に向けた…。
無理やり視線を合わせられ、どうしたら
いいかわからなくなってしまった。
「何があった?」
「和弥のファンの子が相手で…」
私は、渋々話始めた。
「え??」
「私が目障りだって。
和弥の、ただの幼なじみのくせにって」
「なんだよ、それ。名前は?」
「わかんない」
和弥が、急に立ち上がろうとしたから
私は、和弥の手をギュッと握った。
和弥は、ビックリして私を見下ろす。
「足を捻ったのはワザとじゃないの。
だから、怒りに行ったりしないで!」
和弥は、椅子に座り直すと
私の両手を優しく握って、こっちを心配そうに
見つめてきた。
和弥はベッドの上に私を下ろし、
湿布を探す…。
「和弥…」
「ん?」
「ありがとう」
「うん」
私は、和弥の顔を見ることが出来なくて
湿布と包帯をしてくれる手を
見つめていた。
「お前、バスケ得意なのに
何で捻るんだよ。」
「………」
「なんかあったのか?」
「ちょっとね」
私がそう言うと、和弥はイラっとした表情を
して、私の顎を上に向けた…。
無理やり視線を合わせられ、どうしたら
いいかわからなくなってしまった。
「何があった?」
「和弥のファンの子が相手で…」
私は、渋々話始めた。
「え??」
「私が目障りだって。
和弥の、ただの幼なじみのくせにって」
「なんだよ、それ。名前は?」
「わかんない」
和弥が、急に立ち上がろうとしたから
私は、和弥の手をギュッと握った。
和弥は、ビックリして私を見下ろす。
「足を捻ったのはワザとじゃないの。
だから、怒りに行ったりしないで!」
和弥は、椅子に座り直すと
私の両手を優しく握って、こっちを心配そうに
見つめてきた。

