幼なじみと秘密の時間

「和弥!早く早くーー」


「走らなくたって、逃げないから」


私は和弥の手を引っ張って、近くにあった
shopに入る。



「どれにする?」


「何が?」


和弥は、全く意味がわからんという顔。



「だーかーら!髪飾り!!」


「はぁ?髪飾りなら蘭が付ければいいじゃん!
何でオレも?」


「だって、男も付けたっていいんだよー。
これなんか、ほら?」


私は、星が付いているキャラクターの帽子を
和弥に見せた。


「あっ!似合うよー」


私は、和弥の頭にムリヤリ被せてみる。


「おっ!ニットであったけー」


「でしょー夜になると、絶対寒いもん!!」


「じゃあ、蘭はこれだな!」


「え……??これ?」


和弥が私に被せたのは、恐いキャラクターの
被り物。


「ヤダーーもっと可愛いのがいい!」


「これでいいんだって。これなら、他の男も
寄って来ないだろ!」


「そーゆー問題じゃない!
あっ!蘭はこれにする~」

私は、クリスマス限定の夢の国のアイドルの
カチューシャにした!
夜用にはニット帽も。



2人で満足に買い物をして…。



さぁ!乗り物へlet's goーーー!