嘘の愛を口にする【完】



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あたしと弘樹が話し合って数時間


「これからは断って」


「はい…」


「香水つけないで」


「はい…」



「早めに帰って来て…」



「ちょ、美織?」


泣き虫なあたしは、やっぱり泣いていた。

あぁもぉ、だめだな…


「っ、さみ、しかった…っ」


「ご、ごめん」


「バカぁっ…」


「あぁぁぁぁぁ!」


突然聞こえた大きな声の方に振り向くと寝ていたはずの陸が起きていた。

「パーパ、マーマ泣かした!」


「え!?ちょ、まっ!」


「パーパのバカぁぁぁあ!」


「陸!?!?」


陸は弘樹のお腹に体アタックした



「うっ…」


「り、陸…」


「パーパはんしぇいぶん!」


「は、反省文!?」


「ふふ」


親子2人の会話が面白くて思わず笑ってしまうと、陸と弘樹もお互い顔を合わせて笑っていた。