「ねぇ?鏡さん?この世で一番美しいのは 私よねぇ??」 1人の女が鏡に向かって怪しく微笑む 『あー、そうなんじゃないんですか? オレあんま知らないんですけど』 鏡からはだるそうに答える男の声 「役立たずね…」 『あなたが俺を鏡に閉じ込めたからでしょう?』 「ふふ、確かにそうね」 彼女はこの城に住む貴族であり、 この城に住む姫の義母であったりする。 『それより姫さんは??』 「あーあの子?どーせまた料理でもしてるんじゃない??」 『そー…ですね…」