─────同じ頃ある宿にて

?「廣龍 ヒロタツ様 …只今戻りました」

廣「っで、涼麻の様子はどう?聡サトル」

聡「はっ、坂元 涼麻は壬生浪士組に入り…
一番組に所属…そして
三番組組長 斎藤一の小姓になった
そうです。」

廣「やっぱり…新選組に入ったんだ
涼麻は、分かり易い……報告ありがとう聡」

聡「…それが、今日昼頃に坂元 涼麻が
岡田 以蔵と武市 半平太と接触し…
岡田が坂元 涼麻の顔を見て、
廣龍様の苗字を口に出していました。」

廣「へぇ……岡田が言っちゃったんだ
じゃあ、俺がこの時代にいること
バレちゃったな…」

聡「岡田を殺りますか?」

廣「いや、そのままでいい……
楽しみだな…涼麻、あの時の屈辱と怨みは
忘れようにも、忘れられないよ
さぁ、俺の復讐の時間だ…
お前の大切な奴らを、殺してやるよ」