?「いい加減降りろ」
良く見たら、僕は知らない男の人の
上に乗っていた。
涼「…あ、すみません」
僕は、降りてその人の顔を見た。
?「…!?……たっ…」
涼「えっ……!?」
?「なんで、お前が此処に……」
?「おい、以蔵!こんな所で何をしている」
涼「もしかして、いーちゃん?」
以「はっ?」
涼「いーちゃんでしょ
岡田以蔵……別名『人斬り以蔵』と
そちらの方は、武市先生かな?」
先「君は?」
涼「僕?僕は壬生浪士組一番組隊士
坂元 涼麻!あっ……漢字はこれね」
僕は、再び自分の名前を書いた紙を
取り出した。
以 先「「壬生浪士組!?」」
カチャ
涼「ちょ、待ってよ!いーちゃん
僕は、斬り合うつもりなんてないから!
刀しまって」
以「いーちゃんって、呼ぶな…」
涼「嫌だ!武市さん止めてくださいよ」
先「ククッ……以蔵がいーちゃんか」
涼「ちょっ…あっ、もうこんな時間だ。
早く夕餉の材料買いにいかないと…
じゃ、別にお二人のこと
言ったりしませんからね!さよなら」
以「追いますか?」
先「いや、ほっときなさい
彼女は、誰にも言ったりしませんよ」
以「そうですか……ってえ!?
彼女?あいつ女なんですか!」
先「気づかなかったのか?
以蔵が女にいーちゃんと呼ばれている姿は
面白かったぞ…クククッ」

