「昨日、沖田達が帰った後だった……
少し目を離した間に死んでいた…
本人は、満足げに笑っていた」

「……っ、なんですぐ呼んで
くれなかったんだよ!!…なんで……なんで…
言いたいこととか沢山あったのに!」


ふと肩に手が置かれた…
振り返ると土方さんだった
「総司………辛いのは、
お前だけじゃないんだ」


真ノ助君を見ると泣いていた。
「すま…な…い…っ、本人の意思だった…
誰も呼ぶなと…だけど、声を届けて欲しい…
みんなに言いたいことがあるっていう事で
今日、俺は来た…んだ」


「声………?」

「斎藤以外であいつに関わった奴を
広間に集めてくれ……」


「なんで一君以外なの?」

「今のあいつには、記憶が無い…」