それだけでも、驚くことだった…が
しかし、少年の動きは早かった。
疾風か如く懐に入り…総司の額に軽く木刀を
当てていた。
それは、ほんの一瞬の出来事だった……
すると…少年は俺の方に走ってきた。
何故か物凄い勢いで走ってきた…
…一瞬戸惑ったのも、つかの間だった。
「はっじめ君!!」
そういい、少年は俺に抱きついてきた。
(……一体なんなんだ!?)
「やっと会えたニコッ」
そう言って、笑ってきた。
(急にどうしたんだ…男が男に
抱きつくなんて……まさか…そっちなのか)
と、頭の中ではぐるぐる考えていた。
それより、早く離してくれ……
隊士たちからの視線が痛い
それに男色に間違われたくない………
この後、俺はこいつの秘密を
知ることになる
一side end

