涼「失礼します」
スッ


近「……ああ」

全員『なっ……何だよその格好!?』


涼「この格好は、僕が平成と言う今から
150年後の時代で学問を習う場所に
着ていく制服です」


平「150年!?」

近「それは一体どういう意味だね?」


涼「僕は、150年後の未来から
この江戸時代に時空移動してきたんですよ」

原「だけどよ…確かお前が
この屯所に来たときは、
道着じゃなかったか?」


涼「あれは、剣道の稽古をしたあと
そのまま道着を来て帰っている最中に
この時代に来てしまったからです」

永「お前が薩摩からここまで
歩いてきたと言うのは嘘だったのか…」


涼「僕は、薩摩…僕のいた時代では、
鹿児島と呼ばれている場所で
暮らしていました…まぁ、出身地は
同じですよ」


近「……一度確認を取るが…君は女子だね…?」

涼「…はい」