平「一君に総司!?そんなに急いで
どうしたんだ?」
巡察から帰ってきた八番組に会った
総「涼ちゃんを探しに行くんだよ」
平「坂元?…坂元なら此処にいるけど」
そういった平助の背中には、
水に濡れた涼麻の姿があった。
どうやら、気絶しているらしい……
土「お前ら…勝手に走り出したと思えば
一体何やって……」
総「一体何があったの?」
平「わからねぇけど…川の近くに
倒れてたから、おぶってきた」
一「川……」
平「話は、後にしようぜ…このままだと
坂元風邪をひいちまうし……」
原「そうだな……」
永「斎藤!布団敷いてもいいか?」
一「……頼む」
総「ボソッ……それより、涼ちゃん 誰が着替えさせるの?」
一「……!?ボソッ…そうだったな… 八木さんの奥さんな頼むか?」
総「…それしかないよね…… 此処の男達に着替えさせるわけには いかないし…じゃなくて、絶対駄目… 狼だらけだし」
一「……じゃあ頼みにいくぞ」