土「クッソ……逃がしたか」
一「すみません……副長…俺は、
涼麻を助けるどころか、役に立てずにいて…」
土「気にすんなって!斎藤が悪いって
いってるわけじゃねぇんだ……
俺が、坂元を行かせなければ良かったんだ…
それにしても…坂元の野郎、
本命は池田屋だって分かっていやがったな
後でみっちりしごいてやる……イラッ」
一「……副長、お言葉ですが……それは、
無理かと───」
土「うるせぇ…斎藤!お前は、そのまま
坂元を運べ!俺は、総司を運ぶ……
とっとと帰るぞ」
一「御意……」
新選組が、その名を轟かせた
池田屋事件は、終わった……
帰る頃の空は、朝日が出ていて清々しい
美しい空が広がっていた──

