僕の名前は、さかもと りょうま


涼麻side


幼き日のあの日から、僕の心は


いつも冷たい鉄格子の中──


女なのに花香紋を持って
生まれてきてしまった
僕の運命──


実の母親には、見捨てられ…
唯一可愛がってくれた父は、
何者かに殺された─


幸い学校には、通わせてもらえたが…
愛想と嘘の言葉と微笑み
何もかも嫌われないように造られた壁……


家に帰ると死んだも同然な扱い…
実の弟からの暴力…一族からの迫害─