「珠鬼?」 「親友の為に。 何時か帰ってくるのでしょう? 姫サマの元へ。 その時の為に桜鬼神たる、 親友の居場所として」 珠鬼はサラリと答えた。 和鬼、今頃 貴方は何処で何をしてるの? 貴方が守り続けたい この世界も、人の世界も 私が守って見せる。 だから……今は少し、 穏やかな時間(とき)を……。