「まぁ褒めてくれたことは嬉しいな。サンキュ、花鈴」 「ううん。上手いんだね。上手すぎて吃驚だよ」 「花鈴が下手すぎるんだよ。これは特訓が必要だな?」 怪しく笑った朝太。 嫌な予感がした。 そして、的中した。 「ちげぇって!何度言ったらわかるんだよ! そこの部分は上げるんだよ!何で下がるんだよ!」 「は、はい・・・」 朝太の特訓は、厳しい。 朝太は意外にも完璧主義。 完璧にして望まないと、気が済まないみたい。