「俺のこと、好き?」 時間が一瞬、止まったような気がした。 息がつまる。 この雰囲気に胸が高鳴ったのか、 それともこんなことを聞かせてしまう罪悪感からだったのか、 わからない。 だけど、心臓が異常に加速した。 静かな世界で、どくどくと波打つ。