【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

優雅はしばらく黙っていたが、やがて「いや」と呟いた。


優雅 「あんなやつ知らない」


しかし、そう言う優雅の顔には、明らかに嘘の色が見える。


孝 「何かあんなら……言えよ」


孝が立ち上がりながら聞くと、優雅はまた黙りこんだ。


そして、どこか一点を見つめたまゆっくり口を開いた。


優雅 「……あいつって、優太さんの……―――」



孝 「え……?」


優雅は言いかけると、口をつぐんだ。


優雅 「いいや、忘れて?」


孝 「は…?」


優雅 「たぶん俺の思い過ごしだから」


優雅はそう言うと、スケボーを走らせて、ゴール付近に落ちたボールを拾いにいった。