【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

海里 「……ダリぃ」


綺麗に晴れ渡った空を見上げ、俺はポツリと呟いた。


慣れたけど、やっぱり見た後は憂鬱…。


『俺、桜庭を全国に連れていきたいんだ。あいつら、後輩のためにもな』


澄んだ青い空を見ると、


あの真っ直ぐ何かを見据えて、迷いもない真剣な瞳を思い出す。


あの人はあの頃、そんな風に話してくれた。


その大きな夢と、この青い空は、どこかリンクするものがあり、


空を見るたびに、俺は胸苦しくなるんだ…。


俺は……その夢を叶えることができないから……。


あの人の強い想いを知っていながら、


何もできない自分に、苛立ちすら覚えた。