【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜






『―――……優太ッ!!』


それは、一瞬の出来事だった。


鳴り響く、激しい車のクラクション。


誰かの叫び声と共に、鈍い衝突音がした。


心臓がドクンと、不快に脈を打つ。


そして、みるみるうちに道路が血で染まっていく……。


目の前に広がっている光景は、にわかに信じがたいものだった。


横たわる人物の横で、一人の少女が泣いている。


しかし少女がどんなに叫んでも、


その人物が目を開くことはなかった。


その時、自分の中からヒカリが消えた気がした……―――。