孝 「―――……全部、優太さんと……」
孝が呟いた瞬間、全員が息を呑んだ。
俺達5人が、ずっとその背中を追いかけてきた人……
バスケの実力は、全国でもトップクラスで、
桜庭高校、男子バスケットボール部の絶対的エースのキャプテン。
そんな優太さんは、入学して間もない、バラバラだった俺達5人に、
初めてバスケで本当に必要なものを教えてくれた。
その背中は本当に大きくて……
自分達の誤りや仲間の大切さなどを、背中だけで俺達に語ってくれているような気がした。
そんな優太さんに、俺達は心から敬意を抱き、
その姿を目標に、その大きな夢を叶えるために……
今まで必死にバスケをしてきたんだ……―――。


