【完】最強Boys VS 謎の不良 〜彼らの追う夢の先〜

海里はサッと後ろに下がった。


「「「「「「「「……ッ!!」」」」」」」」


海里の行動に、全員が目を見開く。


綾乃・有咲・千春「え…?」


マネージャー3人は、状況を理解しきれず、ポカンと立ち尽くす。


辰哉「な、何してんだあいつ…!!」


辰哉が叫ぶと、翔太が静かに口を開く。


優雅 「……あいつ、始めから飛ぶ気なんてなかったんだよ」


辰哉「……は?」


翔太 「あの身長差じゃ、勝ち目ねぇからな……」


優雅と翔太は口許をひきつらせた。


光希 「……それって、この後に孝からボール奪おうってこと?」


コートの外に戻ってきた光希が、眉間にシワを寄せる。


優雅 「……たぶんな」


優雅は険しい顔のまま、またコートに目を向けた。